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2012.02.09 Thursday

呻吟する死生観


 ・・・思えばこの世は常の住みかにあらず
草葉に置く白露 水に宿る月よりなほはやし
金谷に花を詠じ 栄花先(さきだ)って無常の風に誘わるる
南楼の月をもてあそぶ輩も 月に先って有為の雲に隠れり
「人間五十年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を受け滅せぬ者の有るべきか」

敦盛ですね。戦国武将の織田信長の逸話に関連して読みました。
信長が好んで朗吟し舞った歌ですが、これが例えば戦の前に、、、
などというシュチュエーションでと想像すると、
かなりロマンを感じてしまいます。

死生観というのは、人生を決する重要な観念だと思うのですが、
具体的に私の場合どうか?といわれても茫洋な考えしか浮かびません。
ただ、例えばこのような舞と言葉が連想されます。
心が静まり、生と死が融和するような、不思議な感覚になります。
予め決められた運命などは信じないのですが、
気付けば運命的であると考えてしまう出会いやエピソードが
多くあって、なにか強い拠り所を節目節目で作って来れたな、
と思います。そして、常に思うのは、それもまた滅する時がくるということです。

ナパーム片岡
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